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◆岩桜(いわざくら)

所在:南越前町板取(いたどり)
地形図:板取/今庄
形態:?
離村の背景:最終は災害?
標高:?
訪問:―

 

 板取の枝村。板取訪問時には存在を把握していなかったが、下板取に設置されている「板取宿の由来」の説明板および町誌で確認。
 これらによると、上板取から1.8kmほど栃ノ木(とちのき)峠側にあったという。木地師の定住が起源の集落。古くは「八軒屋村」、のち「杓子屋村」と称した。村の道端に古い薄墨桜の名木があり、参覲交代に訪れた福井藩主が美しさを愛でて、「岩桜」の名を贈ったことにちなみ
、以来この村を岩桜と称したと伝えられる。板取宿の廃止と、明治中期の洪水によって上板取に移住。なお上板取の岩桜氏は屋号を「杓子屋」という。
 町誌で引用する
「越前国名蹟考」(享保10(1725)年)には「栃ノ木峠の麓に八軒屋村と呼んでいる村あり、現在二軒残っている」とある。

 

 

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