◆笠置（かさぎ） ※　この地図は、国土地理院発行の1／50,000地形図「十日町」（昭和44.1）を使用したものである 所在：十日町市中条（なかじょう）丁？ 地形図：十日町／十日町 形態：緩い傾斜地に家屋が集まる 標高：約420m？ 訪問：―   　旧市域の東部。所属は、地図サイトでは「中条」「中条乙」、手持ちの道路地図および国土地理院の地図サイトでは「中条丁」となっている。 　市史および市の広報誌によると、位置は上田原集落より南に2�q余りの緩い傾斜地。戦災者や引揚者により入植が行われ、戸数は13戸、一時は14戸を数えた。昭和21年から26年にかけて田畑が開墾された。ただし寒冷地のため効果は上がらず、水田も用水不足のため植え付けができないまま終わってしまった。昭和30年には電灯が導入されたが、昭和36年に3戸が離農。以降も離農が続き、最後まで残った6戸も昭和43年の降雪前に山を降りた。