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◆滝ノ沢(たきのさわ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「三峯」(昭和22.4)を使用したものである

所在:秩父市大滝字滝ノ沢
地形図:三峰/三峰
異表記:滝沢(たきざわ)・滝の沢・滝之沢
形態:山の斜面に家屋が散在する
離村の背景:ダム工事
標高:600〜750m
訪問:2006年3月

 

 中津(なかつ)川の左岸、滝沢ダムのダム湖(訪問時は湛水途中、名称なし)(写真1)を望む斜面にあり、古い地図では20軒近い建物が散在する。ダム建設により無人化し、県道は水没。現在は国道140号が横切る。
 現在、家屋は跡形もなく撤去。植樹(植生の復元)もされる等かなり整備されているが、所々には生活ごみやハンターに民家の存在を示す看板(写真6)など、生活の跡が垣間見られる。ある敷地では、ぼろぼろに錆びたガス焜炉、風化した木製の収納家具などが打ち捨てられていた。屋敷跡なのだろう。跡地の様子を見る限り、緩やかな斜面を利用して農作物を栽培していたよう。
 集落の中心と思われる場所には水汲み場や広場がある。集落の社交の場であったのだろうか。かつての墓地らしい場所(写真8)にはスイセンが密生している。北側の山林との境界の辺りは、生活用品等が土砂に埋もれている。屋敷跡に土砂が崩れてきたのだろうか。
 なお集落には龍泉寺という寺院があったようで、敷地には新しい記念碑が建つ(写真15)。裏には「旧檀家名」と刻まれ、周辺集落の住民の名が見られる。寺院の記念碑に刻まれた「旧檀家名」より黒澤姓・山中姓・横田姓などを確認。

 


写真1 ダム(湛水途中)


写真2 平坦地


写真3 生活用品


写真4 遺構

写真5 屋敷跡

写真6 看板

写真7 植樹

写真8 スイセンと石垣

写真9 神社?の階段

写真10 屋敷跡

写真11 写真10にて

写真12 社?

写真13 開けた場所

写真14 屋敷跡

写真15 寺院跡の碑

写真16 「滝の沢神楽発祥地」の碑

写真17 空き缶

 

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