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◆川岸(かし)
(徳川河岸(とくがわかし)



※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「深谷」(明治43.2)を使用したものである

在:太田市徳川町(とくがわちょう)
地形図:深谷/深谷
形態:川沿いに家屋が集まる
標高:約30m
訪問:2019年6

 

 徳川町の中部、利根(とね)川左岸にある。
 町誌には「徳川河岸」についての言及があり、同書
によると、江戸時代の県内5か所の河岸(平塚・徳川・大舘・二ッ小屋・堀口)のうち当地は船数が最も多く栄えていたという。
 なお昭和43年まで、当地から西に離れた場所に砂利運搬のための貨物駅「徳川河岸駅」が設けられていた。
 現在はほぼ全域が河川敷のゴルフ場敷地内。移転時期は境町の前島同様、大正初期の河川改修時か。
 舟運の拠点である「かし」の表記については「河岸」が一般的だが、対岸に当たる深谷市中瀬(なかぜ)(埼玉県)には「川岸(かし)」地区があり、ページの見出しもこれに拠った。

 


写真 集落跡付近(ゴルフ場)

 

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