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◆久森(くもり)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「草津」(昭和27.8)を使用したものである

在:長野原町林(はやし)
地形図:長野原/草津
形態:川の合流部に家屋が集まる
標高:約530m
訪問:2019年5

 

 大字林の南東部、吾妻(あがつま)川と久森沢との合流部付近にある。上湯原の対岸。
 現在建設中の八ッ場(やんば)ダムの完成により、完全に水没する(平成31年度〔令和元年度〕完成予定)。訪問時は完成間近であったため立ち入りはできなかったが、付替国道の久森沢橋や県道の不動大橋より水没前の往時の集落跡を望むことができた。移転前の八ッ場館やJR吾妻線の線路など、一部の建物や設備が確認できる。
 1970年代の航空写真には学校の南に人家のようなものが1軒あるのみで、居住はごく少なかったよう。ほか水田が広がっている。
 当地にあった学校は町立第一小学校。同校のウェブサイトによると、ダム建設に伴い平成14年8月に現在地に移転したとのこと。
 ダム建設の主な経緯については川原畑のページを参照。

 


(写真1 ダム湖予定地とダム堰堤)

写真2 久森跡。中央は学校跡、左下の建物は八ッ場館。その左は線路。左上に付替国道の橋梁とトンネルが見える(不動大橋より撮影)

写真3 久森跡付近の航空写真(資料館にて)

 

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