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◆真奈川(まながわ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「只見」(昭和21.10)を使用したものである

所在:只見町蒲生(がもう)
地形図:只見/只見
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:災害
標高:約390m
訪問:―

 

 大字蒲生の中東部、蒲生川(只見川支流)と真奈川との合流部付近にある。「真奈川」の集落名だが、蒲生川に沿う。
 資料『金山町 只見町集落移転調査報告書』によると、昭和44年8月の集中豪雨により移転したとのこと。被災当時19戸50人。流失2戸、全壊1戸、半壊8戸、床下浸水6戸。農地被害0.93ha。主な生業は農業であったが、山菜の採取も大きな収入源であった。全戸が蒲生地内に移転予定とある(刊行は昭和44年)。
 資料『南会津・只見町過疎部落の民俗』の絵地図によると、五十嵐・桜井・三瓶・馬場・長谷川・小柴・野沢・湯田といった家々と、分校・墓地が記されている。
 明治26年に開拓された集落だが、編者の訪問の際には宝暦・明和・文化年間の墓石を確認しており近世にも居住者があったことが窺える。

 

 

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