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◆中ノ原（なかのはら）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「關」（昭和22.2）を使用したものである
所在：福島市飯坂町茂庭（いいざかまちもにわ）
地形図：関／関
形態：山裾に家屋が集まる
離村の背景：ダム建設
標高：約280m（水面は約300m）
訪問：2023年5月
大字茂庭の中部北東寄り、摺上（すりかみ）川右岸側にある。現在は摺上川ダムの人造湖（茂庭っ湖）に水没。
遠景から望んだのみだが、痕跡らしいものは確認できず。
堰堤付近にある「摺上川ダム故郷の碑」によると、移転者は蟹沢と併せて佐藤6・山田6の計12戸。
『福島の民俗』（昭和55年刊行）には蟹沢が「現在二戸」とあることから、水没前は10戸であったよう。
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