◆高畑（たかはた） ※　この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「手ノ子」（昭和22.5）を使用したものである 所在：飯豊町小白川（こじらかわ） 地形図：手ノ子／手ノ子 形態：山中に家屋が集まる 標高：約440m 訪問：2018年11月   　大字小白川の中西部、小白川（最上（もがみ）川二次支流）沿いにある。 　町史によると、町の集落再編成事業により移転したとのこと。同じくこの事業により移転した大平・高畑・岳谷の住民のため、萩生（はぎゅう）に住宅団地が造成されている。また当地には学校（飯豊第一小学高畑分校）があり、昭和48年2月1日休校、同48年度閉校（※）。 　訪問は萩生方面より新沼経由。往時は当地まで車輛も通行できたようだが、現在は林道からの分岐以降は荒廃。現地では複数の屋敷跡がまとまって見られた。学校跡は未確認。植林は施されていない。最近の地形図でも集落北部に墓地の記号が見られ、管理されていない墓石がいくらか残されている（写真16）。 ※　開校に関する具体的な記述はないが、少なくとも大正時代には存在していることが窺える。昭和40年、所属が手ノ子（てのこ）小学校から萩生（はぎゅう）小学校となっている。またHEYANEKO氏調べでは昭和49年閉校とあり、閉校は1月以降であることが分かる
写真1　集落への道	写真2　集落内の道
写真3　屋敷跡	写真4　農耕機械
写真5　屋敷跡	写真6　農耕機械
写真7　屋敷跡の石積み	写真8　屋敷跡
写真9　貯水槽	写真10　屋敷跡
写真11　平坦地	写真12　建物跡
写真13　屋敷跡	写真14　屋敷跡
写真15　屋敷跡	写真16　墓地