◆共栄(きょうえい)
※ この地図は、国土地理院発行の1/50,000地形図「添牛内」(昭和46.2)を使用したものである
所在:幌加内町共栄 地形図:朱鞠内/添牛内
アクセント:キョーエー
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:(2世帯現住)
標高:約230m
訪問:2012年6月
町の北部にある。雨竜川沿い。
「角川」および町史によると、大正3年16戸が団体移住、開拓が始まる。昭和9年27戸200人、同26年46戸319人、同25年29戸191人、同30年31戸198人、35年32戸266人、40年30戸141人、45年10戸54人、50年6戸21人、55年4戸14人。
(小学校沿革)
昭和6.4 |
添牛内(そえうしない)尋常高等小学校の共栄分教場設置 |
昭和7.9.13 |
蛟竜尋常小学校となる |
昭和16 |
共栄公国民学校学校と改称 |
昭和22 |
共栄小学校と改称 |
昭和53.4.1 |
朱鞠内(しゅまりない)小学校共栄分校となる |
平成55.3.31 |
廃校 |
なお児童数は、昭和10年19人、同15年23人、20年26人、25年36人、30年40人、35年32人、40年27人、45年4人、50年3人、52年2人。
在住の方(古くからの住民)の話では、現在は2軒が生活しており、1軒は転入者。夏は農業、冬は造材で生活していたという。かつてはジャガイモの澱粉工場もあった。
校舎は現在住居として利用され、先述の転入者が居住している。先の地図画像の「大学十二号」(奥島?)には畑が広がっており、水田もほとんどが畑に戻っているよう。
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