祇園神社（八坂神社）

神殿は1間四方の小社で、ご神体は鳥居である。木札に祈開山　八坂神社　天保3年開山と記されている。その頃天保の大飢饉が始まっており、天然痘が万延し、当時の人は神仏の加護を祈念したが天然痘の猛威は治まることは無かった。これを見かねた下柳瀬村の弥平、儀衛門、金兵衛の3兄弟が京都八坂神社に参り分神を賜り持ち帰り、上福井村も永代氏子を誓い両村協同で奉祀したとされている。