六地蔵

六地蔵

六地蔵(袈裟切り地蔵)の建立年代は不詳ですが、慶長年間であるとされている。

伝説によると、山地一揆の時、一党がこの場に差しかかった慶長3年9月の真夜中に一行の前に雲水と名のる僧が現れ、一揆の無謀を諭し、後難の憂いを説いたが血気にはやる一行によって肩先から胸部にかけて袈裟切にされ雲水は倒れた。その後六地蔵の一体が袈裟切りに割れているのが見つかり、雲水が地蔵の化身だったと噂され別名「袈裟切り地蔵」と呼ばれるようになった。

当時の建立場所は下柳瀬 原の上流の山道にあった。 現在の六地蔵は大正12年に再建されたものである。


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