丹生神社経塚

丹生神社経塚
丹生神社経塚から出土した和鏡

丹生神社は奈良時代に創建されたといわれ、龍神東地区周辺の産土神である。
大正4年11月3日午前8時、石垣建設中に地下54cmから和鏡6面、槍1本、刀剣12振りを発見した。当時の東京帝室博物館(現東京国立博物館)和田千吉氏の鑑定によると、これは経塚であって平安末期の経箱と共に埋蔵されたものと鑑定されている。
刀剣は腐食し、壷は壊れていたが和鏡4面はほぼ原形のままであった。現在、和鏡4面は東京国立博物館に収蔵されている。


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