広井原経塚

広井原経塚

経塚とは平安朝から室町時代にかけて、仏法を後生に伝えるため経文を書写して経筒・経箱にいれ地中に納めたものであり、その後経文経具を地下に埋蔵されるようになった。
大正5年2月地蔵堂を修復中、石垣の下から和鏡4面、白磁の壷数個と刀片(長さ4.5寸)を発掘した。しかし刀片は腐食し壷はほとんど壊れていたが、和鏡4面はほぼ原形を留めていた。出土した和鏡は平安中期のもので、現在は東京国立博物館に収蔵されている。


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