SSBoard:運用例

SSBoard を利用する際の設定例やヒントなど、思いつくままに並べてみました。

各種のサポートスクリプト
SSBoardでは、以下のようなサポートスクリプトを用意しています。これらは原則としてノーサポートですが、簡単に使用方法を説明していきます。 (ダウンロードはこちら。)

makelog.cgi - 過去ログの作成
ログファイルから過去ログデータを切り出し、別ファイルに保存するスクリプトです。
独自の形式で保存するので、表示には専用のスクリプトを使用します。

1.スクリプトの準備
まずスクリプトをダウンロードし、Perlのパス設定など必要な変更を行います。その後ファイルをアップロードして、いつものようにパーミッションを755に設定します。
2.ディレクトリの作成
過去ログデータは、特に変更しない限り oldlog というディレクトリに作成されます。

また、新規にファイルを作成しますので、このディレクトリのパーミッションは777にする必要があります。また、過去ログのファイルはログファイル名をベースに、連続した番号で生成されるようになっています。また、過去ログタイトルが最初の行に追加されるようになっています。
3.スクリプトの実行
スクリプトを実行すると現在のログが表示されるので、過去ログファイルとして移動するデータにチェックをいれます。(実際には、残したいデータのチェックをはずすことになります) 過去ログタイトルを入力して完了です。


viewlog.cgi - 過去ログの表示
makelog.cgiで作成された過去ログデータの表示を行います。

1.スクリプトの準備
まずスクリプトをダウンロードし、Perlのパス設定など必要な変更をおこないます。その後ファイルをアップロードして、いつものようにパーミッションを755に設定します。
2.スクリプトの実行
スクリプトを実行すると過去ログの一覧とそれぞれのログへのリンクがでます。スクリプトの実行には特に指定などは必要ありません。


domain.cgi - メイン別の利用制限の設定
接続されるドメイン別に、SSBoardの利用制限の設定を行います。これにより、匿名プロキシなどの特定ドメインからの接続時に、書き込みを禁止したり表示そのものも禁止に設定することができます。(掲示板へのイタズラ多発する場合に有効です)

この機能を利用するためには、SSBoard側の設定が必要になります。

1.スクリプトの準備
まずスクリプトをダウンロードし、Perlのパス設定など必要な変更をおこないます。この中でも、ドメインリストを記述するファイル名はSSBoard側と同じものにする必要があります。その後ファイルをアップロードして、いつものようにパーミッションを755に設定します。
2.ドメインリストファイルの準備
SSBoardが置かれているディレクトリのパーミッションが777の場合は必要ないかもしれませんが、最初にドメインリストを記述するファイル(サイズゼロの空ファイル)を用意してやる必要があります。これをssboard.cgiやdomain.cgiと同じディレクトリにアップロードし、パーミッションを666に設定します。
3.スクリプトの実行
スクリプトを実行すると3つのメニューが選択できます。
   ・ドメインの追加
   ・ドメインの編集
   ・ドメインの削除

ドメイン別にどのような制限を加えるか決め、そのドメイン名を含む文字列と制限内容を選択してドメインを追加していきます。
4.制限方法
たとえば、ppp00.xxxx.or.jpのドメインからのアクセスでイタズラが頻発する場合、xxxx.or.jpと指定して制限します。(このとき、ppp00.xxxx.or.jpまで指定すると、ダイヤルアップしたときに、もしppp00以外で接続されると(ppp01など)、ドメインが別と判断されて制限が無効になります。)

逆に考えれば、ここでの制限は指定された文字列を含むドメインすべてに影響を与えますので、ac.jpなどを指定した場合、日本国内の大学(学校)関係からのアクセスすべてが制限されてしまいます。

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