今日も朝より冷え込む。といっても霜は降りているが、「氷」ができるまでは行かないらしい。数年前ならこの時期屋外にあるﾊﾞｹﾂの水には5㎜くらいの氷が出来ていたものである。これも温暖化のせいなのかもしれない。
今日は、さんざんだった。午前中に現場で仕事をしていると私の伯父である武田ｼｬｰﾘﾝｸﾞの社長より電話があり
「おい、持ってきたﾀｲﾔ、これどこへ置くんや？ﾃﾞｶｲから手で持ち下げできんぞ。おぃ囹」
と、全く身に覚えのない用件をしゃべりだした。そこで私も負けじと適当に
「あ、え、そこら辺に降ろして置いてください」と物を確認もせずに答えた。その後、その物件は見ていない。
まぁ、それはいい。それはいいのだが、その後ｳﾁの会社がお世話になっている税理士さんから電話があり、以前施工した工事の内容をもう一度説明してほしいといわれた。その工事というのはもう2年前にもなり、記憶も定かでない。仕方なく田辺市の税理士事務所へ出向き、説明に応じたのだが、私の言う内容がﾅｶﾅｶ伝わらず、逆に2時間ほど税金についてｺｯﾋﾟどく絞られる。これにより、帰りは精神的にﾌﾗﾌﾗとなっていた。私、お金勘定は苦手なのね。
夜、DVD「ｱﾝﾌｪｱ」を見ながら家族で食事をしていた。嫁さんとﾕｳﾏはこの物語の成り行きをよ～く理解しているのだが、私とﾊﾙは今ひとつ理解できていない。
「…この事件の主謀者は…、犯人は別の人で…」
と嫁とﾕｳﾏが話す傍ら、ﾊﾙは
「全然話がわからんわ。」
と言うので、私が
「ﾊﾙ、主謀者(しゅぼうしゃ)って知ってるか？」「うん、死んだ人やろ？」
「そら、死亡者(しぼうしゃ)や…」。と、全員の眼が一斉にﾊﾙに向けられる。
夕食後、子供達が通っている高城中学校で次年度PTA役員選考委員会が開かれ。私も選考委員に入っていたため午後7時半より参加した。今年の会長は#8ﾊﾙﾐｸﾝで今年いろいろと御精働していただいた。ﾎﾝﾏおつかれさんでした。私も選考委員会に参加したのは初めてだが、その昔、一緒に船釣りに行った佐々木先生の元気そうなお顔も拝見でき、また、私の横には#1ﾑﾈﾁｬﾝがおり、選考委員会の話はそっちのけで雑談に興じてしまった。その後、選考委員長の進行で会議は進められ、私も会議ﾓｰﾄﾞになって言葉を慎む。午後9時20分、議題はなんとか終了し、ここで解散となる。
帰宅すると例によってﾕｳﾏが事務所でﾊﾟｿｺﾝをいじっていた。と、地元新聞「紀伊民報」を見ていると私とこの薄い親戚が亡くなっているのに気が付いた。56才だったそうな。おいおい…、56才と言えばあと14年やないかい。
戻る