滝尻王子の裏山(剣山)を登って、高原地区へと入って行く熊野古道。
高原地区の産土神である熊野神社は、高原王子権現とも呼ばれ、熊野九十九王子には入っていませんが、古道に沿う歴史のある神社で、応永10年(1403年)の銘のある懸仏がまつられていることでも知られています。
桧皮葺の建物は室町時代の様式を伝えていて熊野参詣道のなかで最も古い建物だといわれています。
境内にある、楠は、樹齢1000年ほどと言われ、神社の歴史を物語っているように見えます。
※平成10年2月に社殿の改修が完了しました。
霧の里
その古道沿いを進むと、古道散策者の休憩地区”霧の里”があります。
果無山脈が一望できる絶景のスポットで、疲れも吹き飛ぶほどの美しさです。
ここには、売店があり、トイレ、公衆電話、駐車場が完備しています。
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