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大嶺(おおみね/ウフンミ)



※ この地図は、参謀本部陸地測量部発行の1/50,000地形図「那覇」(大正12.12)を使用したものである(後述の「長山」の画像も同様)

在:那覇市大嶺
地形図:那覇/那覇
形態:海岸付近に家屋が集まる
離村の背景:空港建設
標高:数m
訪問:―

 

 市の西部にある。
 現在は全域が那覇空港の用地内で、西の突端・大嶺崎にその名を残している。
 「角川」によると、大字大嶺は近世の島尻方豊見城間切(※)大嶺村。明治13年233戸1,357人、同36年306戸1,498人。明治期には大泊港を中心として漁業も盛んだった。
昭和初期、農業組合活動が盛んで、カボチャ・スイカ・サツマイモを出荷。昭和6年から飛行場建設のため農耕地の接収が始まり、同16年には第二次大戦の戦局の推移に伴い住宅地まで接収。住民は宇栄原(うえばる)・高良(たから)・田原(たばる)の丘陵に移住した。
 古い地図に見られる「長山(ながやま)」(下の画像)も大字大嶺に含まれ、空港の用地内。

※ 間切(まぎり)は、琉球王国時代の行政区分

 


画像 長山

写真 大嶺崎(
瀬長島より撮影)

 

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