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◆栗生(くりお)林業集落(仮称)

所在:屋久島町栗生
地形図:栗生/屋久島南西部
形態:川沿いの斜面に家屋や施設が集まる?
離村の背景:産業の衰退
標高:?
訪問:―

 

 黒味(くろみ)川沿いにある。小杉谷(上屋久町【現・屋久島町】)と同様、かつて屋久島内で林業の拠点として栄えた集落。固有の集落名は確認できず、便宜上この見出しとした。
 資料『世界遺産屋久島 亜熱帯の自然と生態系』によると、栗生斫伐所が設置されたのは昭和10年代。戦時色が強まり、軍用材などの生産が強化された頃にあたる。広葉樹主体で伐採(同時に製炭)を行い、職員の住宅などもあったという。栗生から森林軌道も設けられていた。「昭和29年ごろ(中略)栗生事業所を廃止して人員を小杉谷に統合し…」という記述があるが、無住となったのもこの頃か。
 資料閲覧時に見落としていたため、未訪問。

 

 

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