◆岩屋泊(いわやどまり)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「口永良部島」(昭和29.9)を使用したものである
所在:屋久島町口永良部島(くちえらぶじま) 地形図:口永良部島/口永良部島 形態:海沿いの斜面に家屋が集まる 標高:数m〜数十m 訪問:2011年12月
島の北西部の入江付近にある。海岸付近からの眺めは口永良部島八景にもなっており、浜を望む道路脇には標柱も立つ(写真1)。 地元の方の話では、戦後にはまだ人が暮らしていたという(岩屋泊で育った60歳代の知人もいるとのこと)。 現地はほとんどが竹藪となっているが、浜辺へ至る車道から海側はやや開けており、一段高くなった平坦地を確認。屋敷跡だろうか(写真4)。また放牧場跡への道をたどり西側からの訪問を試みたが、竹藪がひどく痕跡は何も見つからなかった。