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◆山中(やまなか?)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「豐岡」(昭和21.9)を使用したものである

所在:杵築市山香町山浦(やまがまちやまうら)(あるいは吉野渡(よしのわたり)
地形図:立石/豊岡
形態:川沿いに家屋が少数集まる?
標高:約150m
訪問:2023年11月

 

 大字山浦の北東部、立石川の支流沿いにある。
 現在は一部の水田と資材倉庫あるいは作業場?の簡素な建物が残るのみで、時折の往来が窺える。建物そばには墓があり、甲斐氏の名が見られる。
 屋敷跡は水田のすぐ下流に1箇所。また車道沿いには神社(天神社)があるが、車道により参道が分断される形となっている。道路沿いにある記念碑等の石造物群(写真6・7など)は、元は参道沿いにあったものか。

 なお「角川」の小字一覧には山中は吉野渡村に見られ、歴史的には吉野渡に属する集落であるよう。また町誌には祭神を菅原道真とする「山中天神社」について記載があるが、所属は大字吉野渡となっている。

 


写真1 現地の風景

写真2 屋敷跡

写真3 宅地そばの石造物群


写真4 神社鳥居。扁額には「天神社」、柱には「速見郡(※)山浦村字山中」「明治三十六年七月吉日」とある
※ 「郡」は旁が「邑」


写真5 同。灯籠と石段

写真6 石段そばの碑

写真7 石段そばの小祠

写真8 神社社殿

 

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