◆七本木(しちほんぎ)
※ 地理調査所発行の1/50,000地形図「耶馬溪」(昭和22.1)を使用したものである
所在:玖珠町古後(こご) 地形図:裏耶馬溪/耶馬溪
アクセント:シチホンギ
形態:谷沿いに家屋が集まる 標高:約430m 訪問:2023年11月
大字古後の北東部、金吉(かねよし)川左岸支流沿いにある。
現地で会った元住民(73歳)の話によると、昔は4軒であったが、覚えているものでは2軒であったとのこと。水田で稲を耕作し、米は出荷し収入を得ていたという。50年ほど前に古後の神原(こうばる)に転出し、「インキョ」のみが残った。もう1軒は大きな家が建っていたという。集落内に神社はない。現在は稲は作っていないものの、農地の整備は続けており度々訪れるとのことで、墓地周辺もこの年に整備された。
現地では、「インキョ」の家屋と2軒の家の跡、そして墓地(長尾家)を確認した。
町誌の大字・小字一覧では、古後村の字「神原(こうはる・こうばる)」の小名に「七本木(しちほんき)」が見られる。
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