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◆広瀬(ひろせ)



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「八方嶽」(昭和22.4)を使用したものである

所在:日田市上津江町川原(かみつえまちかわばる)
地形図:鯛生/八方ヶ岳
形態:川沿いの斜面に家屋が集まる
標高:約320m?(水面は約330m)
訪問:2023年11月・同12月

 

 大字栃野の東部、津江(つえ)川右岸にある。現在は下筌ダムの人造湖(蜂の巣(はちのす)湖)に水没。
 しもうけ館(松原ダム・下筌ダムの情報施設)の訪問時に存在を把握したため、湖面に降りるルートを検討せず新池ノ山大橋より遠景を望んだのみ。
 同施設の展示によると、移転者は16戸98人。読みもここでの聞き取りより。
 資料『松原・下筌ダム建設工事に伴う集団移転等に関する調査』によると、水没は住宅8棟・倉庫6棟・社寺3棟などとなっている(※)

※ 建物の棟数であり、戸数とは異なる

 翌月、ダム周辺の再訪に伴い湖面付近に下降し探索。水位が比較的低かったため、1箇所の屋敷跡?や農地跡の石垣が現れており集落の痕跡を見ることができた。

 


(写真1 ダム堰堤)


写真2 集落跡を望む(写真中央奥)

写真3 往時の航空写真(しもうけ館にて)

写真4 石垣(以下12月撮影)

写真5 石垣

写真6 石垣

写真7 建物跡(屋敷跡の一部?)

写真8 農地跡にて

写真9 集落跡の風景

 

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