◆上半尺(かみはんじゃく)
※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「八方嶽」(昭和22.4)を使用したものである
所在:菊池市班蛇口(はんじゃく) 地形図:八方ヶ岳/八方ヶ岳 形態:川沿いに家屋が集まる 標高:約250m(水面は約270m) 訪問:2014年8月
大字班蛇口の南部、迫間川(菊池川支流)沿いにある。 現在は竜門(りゅうもん)ダムの人造湖(斑蛇口(はんじゃく)湖(※))に水没し、付近でも集落の痕跡は確認できない。 ダム施設の方の話によると、上半尺の本集落のほか、下流側より古閑(こが)(3戸)・二ッ野(ふたつの)(10数戸)の小集落からなっていたという。生業は下半尺のページを参照。 また市史によると、ほとんどの住民は市内玉祥寺(ぎょくしょうじ)の遊蛇口(ゆうじゃく)地区の代替宅地に移転したとのこと。地内にあった菅原神社も、昭和61年3月遊蛇口に再建。
※ 集落は「半尺」、大字は「班蛇口」、ダム湖は「斑蛇口」の表記