◆土会平(つてひら)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「頭地」(昭和22.9)を使用したものである
所在:五木村丙(へい) 地形図:頭地/頭地 形態:川沿いに家屋が集まる 離村の背景:ダム建設計画 標高:約260m 訪問:2024年5月
大字丙の南東部、五木小川(いつきおがわ)(川辺(かわべ)川支流)の右岸にある。現在計画中の川辺川ダムにより離村。 村議会の広報誌「やまめ」(平成25年1月)によると、付替村道完成とともに道に沿って宅地が造成され、これに移転したとのこと。現在は民家2戸、食品工場兼店舗1箇所。
1970年代の航空写真には、川に沿って5戸ほどの家屋が集まっており、その後方に農地の区劃があるのが分かる。また池の鶴との間にも、整備された農地のようなものが見える。 現地では先述の家屋・店舗のほか、小祠(移設か新設かは不明)や往時からの庚申塔も見られた。
写真5 移転前の写真(高野(たかの)橋の欄干にて)