◆大河内(おおこうち)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「甘木」(昭和23.6)を使用したものである
所在:朝倉市江川(えがわ)
地形図:甘木/甘木
形態:川沿いに家屋が集まる 離村の背景:ダム建設
標高:約180m(水面は約210m)
訪問:2014年11月
大字江川の西部、小石原(こいしわら)川沿右岸にある。尾払・馬場野の対岸。
現在は江川ダムの人造湖(上秋月(かみあきづき)湖)に水没しており、痕跡は皆無。国道沿いには馬場野にあった江川小学校の記念碑が建つ(馬場野のページ参照)。水没前は寺院(常法寺。宗派は浄土真宗、山号は不変山)があった。
市史によると、江川ダムは昭和47年7月完成。これに伴い15戸が転出。ダムサイトの水没記念碑によると、その内訳は桑野6・梅田2・大河内2、井尻・江川・許・孫・高山・正岡・山崎・山中が各1(計18)。
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