◆ツヅラ(表記不明)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「越知」(昭和23.7)および同地形図「新田」(昭和28.11)を加工し使用したものである
所在:佐川町峰耕(みねこう)
地形図:大崎/越知
形態:山中に家屋が集まる
標高:約500m 訪問:2016年1月
大字峰耕の北部、越知町との境界付近にある。峰の本集落(地図画像下方)から北に1.5kmほど離れており、地形的にも本集落から隔絶されている。
町への問い合わせおよび後日いただいたメール(ウェブサイト「休校・廃校〜山から人が消えてゆく〜高知県」とブログ「自由は土佐の加茂より」の運営者)により呼称を確認(後者によると表記は「葛籠」ではないかとのこと)。
越知町の山室(やまむろ)から高行付近を経由し車道(作業道)も通じており、訪問時はこれを利用。ただし町境にある圃場(写真1)から先は荒れており、ここからは徒歩に依った。ちなみにここから南下すると、小さな鞍部に祠(写真2)が祀られている(峰の本集落へ通じる道?)。
集落内では2箇所の屋敷跡と神社、1箇所の墓地(西村氏)が見られた。
なお先述のメールの送り主の調査によると、昭和38年の豪雪により同年から昭和40年にかけて離村したとのこと。確認できる世帯では、転出先は越知町。高行も同様であった。
※ メールの送り主に関する記述は2016年3月追記
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