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◆熊押(くもうす・くもおす)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大栃」(昭和28.12)を使用したものである

所在:香美市物部町仙頭(ものべちょうせんどう)・同山崎(やまさき)
地形図:大栃/大栃
アクセント:クース
形態:尾根上に家屋が集まる
標高:約620m
訪問:2015年1月

 

 大字仙頭の東部、大平山の西に延びる稜線上の平坦地にある。
 訪問は天王から平家ノ森(地図上で530mの標高点のあるピーク)を経由。平家ノ森のすぐ下には須賀神社(写真1・2)があり、狛犬の基部には熊押からの寄付者として西本氏・山中氏の名がある。ほか野市(※)から西野氏2名、坂(さか)から小笠原氏3名。ピークの祠(写真3)を過ぎ尾根伝いに進むと、熊押のものと思われる農地跡(写真4)が続き、大字仙頭に入った山上の平坦地が集落跡。広く緩やかな平坦地に、多数の屋敷跡が確認できる。墓地も散見され、西本・山中といった姓が確認できる。集落の北東には社が置かれ現在でも管理されているが、後述の聖神社か。
 かつて付近に住んでいた方の話では、昭和40年代にはまだ4、5軒が暮らし、大栃(おおどち)の小学校に通う児童もいたとのこと。
 『物部村志』によると、旧村社は聖神社。ほか琴平神社・八幡宮があったよう。須賀神社も摘要に「旧村社」とあるが、熊押・坂・野市の合同の氏神であったのだろうか。ちなみに須賀神社や坂集落は大字山崎(やまさき)の所在となる。

 なお上の地図画像で右上に見られる家屋群は、大字山崎の所属。距離もやや離れており熊押集落に含まれるかは不明だが、「角川」の小字一覧において大字仙頭に「南熊押」、山崎に「クモウス」が見られる。
 帰路にこの山崎側にも足を延ばし、社と廃屋を確認した(写真23-28)。

※ 集落の位置等、詳細は不明

 


(写真1 須賀神社鳥居。狛犬には「大正十四年二月吉日」とある)


(写真2 須賀神社社殿)

(写真3 平家ノ森の祠)

(写真4 尾根上の道〔左〕と農地跡〔右〕)
≪大字仙頭≫

写真5 屋敷跡

写真6 ユズ畑跡

写真7 屋敷跡

写真8 写真7の墓地

写真9 屋敷跡

写真10 屋敷跡

写真11 特徴的な遺構

写真12 貯水槽

写真13 墓地

写真14 農地跡

写真15 屋敷跡

写真16 写真15の墓地跡

写真17 墓地

写真18 社

写真19 集落内の巨木

写真20 道沿いの木。根元に卒塔婆

写真21 屋敷跡

写真22 社
≪大字山崎≫

写真23 社

写真24 路傍の石仏

写真25 屋敷跡

写真26 屋敷神?

写真27 屋敷跡

写真28 廃屋

 

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