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◆池河内（いけがわうち／イケガチ・イケガーチ）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「伊野」（昭和28.10）を使用したものである
所在：高知市鏡横矢（よこや）
地形図：川口／いの
形態：山中に家屋が集まる
標高：約400〜450m
訪問：2009年10月
的渕（まとぶち）川右岸の山中にある。古い地図では5軒くらいの建物が見られる。
地元の商店（柿ノ又（かきのまた）所在）の方の話では、かつては6軒。昭和40年くらいから、徐々に家が減り始めたが、2軒がしばらく暮らしていた。最後の1軒は西川（にしかわ）姓。製炭の傍ら自給用の田畑で農業をしていた。
集落跡は藪になっているが、その中に1、2箇所の屋敷跡を確認。倒潰した物置小屋が残る（写真1）。
村史によると、平家の滝（平家ヶ滝）のそばにある神社は「滝神社」。明治元年までは四十八貴船大明神と呼ばれていた。なお滝は、平家の落人48人が投身したという謂れに由来する。
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