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◆千野々(ちのの



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「三島」(昭和22.2)を使用したものである

所在:四国中央市富郷町寒川山(とみさとちょうさんがわやま)
地形図:伊予三島/伊予三島
形態:川沿いに家屋が集まる
標高:約280m(水面は約280m)
訪問:2009年10月

 

 大字寒川山の北部、銅山(どうざん)川の左岸にある。下長瀬(しもながせ)集落の対岸。現在は柳瀬(やなせ)ダムの人造湖(金砂湖)に多くが水没。
 資料『伊予三島市 嶺南』によると、戸数は昭和7年3月5戸、同56年10月0戸(全戸転住)。また「本村の最東部に位し銅山川の流域を開拓する平地にして頗る農耕に適す古来長瀬と共に和紙の製造盛んなり」とある。
 当初は存在を見落としていたが、
寺野の展示施設で閲覧した資料により知ることができた。現在は湖畔の道路沿いに何かの施設の建物(写真2)があるのみで、隣の植林された一角は屋敷跡か。なお最近の地図では畑の記号が見られる。

 


(写真1 ダム堰堤)

写真2 何かの施設

写真3 屋敷跡?にて。「若宮」とある

 

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