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◆節安(せつやす)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「檮原」(昭和28.11)を使用したものである

在:鬼北町父野川上(ちちのかわかみ)
地形図:梼原/梼原
形態:川沿いの斜面に家屋が集まる
標高:約450m
訪問:2016年12月

 

 大字父野川上の北部、広見(ひろみ)川の上流部にある。
 現在は「節安ふれあいの森」として整備され、野外学習やキャンプ、その他イベントの場などとして供されている。往時の建物が1軒残っているほか、かつての住民が建てた簡素な別荘、神社(節安神社)、段々になった石垣などといった集落の名残が散見された。施設外の山林でも2箇所の屋敷跡を確認。また集落の手前、林道節安線沿いには薬師堂と母子地蔵がある。薬師堂の境内で集落出身者や富母里(とんもり)地区の人たちによって現在でも奉納されているという「節安の花とび踊り」は、村指定の民俗文化財(昭和55年指定)(村誌および現地の説明板より)。
 村誌の年表によると、昭和38年8月集中豪雨により人家流失、激甚災害地に指定。昭和48年下鍵山地区へ9戸が集団移転。昭和53年2月22日節安の花とび踊り16年ぶりに復活。平成4年4月節安ふれあいの森オープン。また節安の地区図には節安氏1戸が記載されているが、現在この場所は人家ではない建物になっている(刊行は平成5年)。

 


写真1 施設の絵地図

写真2 体験学習施設

写真3 道路沿いの石仏

写真4 碑

写真5 バンガロー

写真6 炭焼き窯

写真7 往時の建物

写真8 墓

写真9 遊具

写真10 神社・石段

写真11 神社・社殿

写真12 屋敷跡

写真13 屋敷跡

写真14 写真13の納屋

写真15 農地跡

写真16 何かを祀った跡

写真17 薬師堂

写真18 母子地蔵の祠

 

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