◆児島(こじま)

※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「草壁」(昭和22.5)を使用したものである
所在:小豆島町坂手(さかて)
地形図:草壁/草壁
異表記:小島(旧版地形図)
形態:海沿いの一軒家
標高:約10m
訪問:―
坂手港の南およそ1qにある島。
資料『シマダス』によると、昭和初期まで人家が1戸あったとのこと。「小島」とも。島内には弁財天社と八大竜王社が祀られている。元来は児島と大児島の2島に分かれていたが、明治に入りタイ養殖場の堤防が作られ、2島がつながった。現在は企業の保養所が設けられている。
手持ちの旧版地形図には海沿いに建物が記されており、人家があった頃の名残と思われる。
昭和23年の航空写真には何も見られないが、同49年のものには1棟、最近のものでは2棟の建物が確認できる。先述の保養所だろう。
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