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◆杖谷(つえだに)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「劍山」(昭和28.9)を使用したものである

所在:美馬市木屋平字杖谷・字尾山(おやま)
地形図:阿波川井/剣山
形態:谷沿いの斜面に家屋が散らばる
標高:約380〜550m(国道は約230m)
訪問:2011年11月

 

 村の北東部、穴吹川左岸の山中にある
 
村史によると、古くは「崩谷(※1)で、大崩壊の後に生まれた村落とのこと。刊行当時(昭和46年)は6戸(うち1戸は桐ガ久保(※2))で明治年代には8、9戸あったよう。桐ガ久保の大師庵は幕末の頃に建立されたもので、以前は庵主が常住していてかなりの信者があったという。索道は2つ設けられ、1本は津川家(昭和34年架設。国道より350m)、もう1本は山内家(同39年架設。国道より450m)まで延びていた。
 訪問は国道沿いの尾山集落より。山道をしばらく登ると、まず比較的新しい家屋が見られる(小字尾山地内)。宅地と周囲の畑跡も植林がされておらず、離村は最近のよう。ここからさらに山道を登ると、農地跡や廃屋・屋敷跡が見られた。鞍部付近まで登ると古い墓地がある。
なお大久保集落付近からは集落上部から訪れることができるよう。

※1 読みは同じと思われる。山などが崩れることを「ツエル」という方言があるが、付近に多く散在するツエ地名はこれに由来するのだろう
※2 具体的な場所は不明。最も下部に孤立している1軒か

 


写真1 廃屋


写真2 倒潰家屋


写真3 屋敷跡


写真4 農地跡の石垣


写真5 古い墓地


写真6 索道の遺構

 

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