◆宇井ノ内(ういのうち)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「北川」(昭和28.11)を使用したものである
所在:那賀町木頭折宇(おりう)字宇井ノ内
地形図:湯桶丸/北川
形態:川沿いに家屋が集まる
離村の背景:集落整備事業?
標高:約520m 訪問:2008年9月
那賀(なか)川上流の支流、南(みなみ)川の中流部にある。
訪問時は3人が集落内にいたが、このうちの1人の話によると3、40年前に定住者がいなくなった。この方は家の修繕などで戻ってきており、今回も含め時々泊まりに来ているという。もとは8、9軒で、林業を主な仕事としていた。少しばかりの田もあった。現在残っている家屋は3軒。ほか1軒は倒潰して残っている。集落内には神社(住吉神社)があるが、現在は村内の和無田(わんだ)に移転・合祀されている。話を伺ったあと集落内を回っていると、神社の場所を教えてくれた。
昭和31年、小字宇井ノ内で5世帯30人。
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