戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ

 

◆寺地(てらじ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「劍山」(昭和28.9)を使用したものである

所在:つるぎ町一宇字寺地
地形図:阿波古見/剣山
形態:山中に家屋が散在する
標高:約650m〜
訪問:―

 

 村の北部にある。
 村史によると、かつてこの地に宝珠寺があったと伝えられ、その寺領であったことが集落名の起こりとなったよう。
 東部の「寺地」と西部の「大屋敷」に細分され、記載されている家は以下のとおり(「―」は記載なし。No.9の本田家はほぼ中央に位置し、所属は当方の判断による)。

(寺地)

番号 屋号 備考
1 なこう 寺地  
2 かみじ 集落内最古の家といわれる
3 堂の前 寺地  
4 上こうくぼ  
5 下こうくぼ  
6 ぶじようし  
7 すえ  
8 はち

 
9 ひうら 本田  

(大屋敷)

番号 屋号 備考
10 いんきょ 山内  
11  
12 大中  
13 なかの 中内  
14 にし 大中  
15 ひがし 西内  
16 山内  
17

中西

 
18 いわのさこ  
19 かくれいわ 篠原  
20  
21  
22 弘保  


 また索道が3本設けられており、それぞれNo.2(寺地索道)・No.9(本田索道)・No.13および14(大屋敷索道)が発着点となっている(昭和38年本田索道・寺地索道架設。同39年大屋敷索道架設)。また阿弥陀堂がNo.2の前にある。
 寺地には「七人塚」が7基点在。昔七人の武士が落ち延びて集落を拓き、死後その霊を祀ったものと伝わる。
 昭和23年電気点灯。
 22戸のうち農家19(専業7・兼業12)、日雇い労働2、出稼ぎ1(昭和45年)。
 昭和25年33戸191人、同35年28戸158人、同45年18戸104人(国勢調査)。

 

 

戻る 前へ 次へ 市町村選択ページへ 都道府県選択ページへ トップページへ