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◆清延(きよのぶ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「川島」(昭和26.7)を使用したものである

所在:阿波市土成町宮川内(どなりちょうみやがわうち)字清延
地形図:市場/川島
形態:山中に家屋が散在する?
標高:約370m〜?(登り口は約270m)
訪問:2011年11月

 

 町の北東部、宮川内谷川支流の八丁(はっちょう)谷右岸山中にある
 登り口には1軒の人家があったようで、何かの建物が1棟残っている。元来ここにあったものか、山中から移転して居を構えたものかは不明(写真1)。また少し下流側の道下にも何かの建物と立派な石垣が見られる(写真2)。ただし、いずれも清延に属する家かどうかは分からない。
 
登り口付近は荒れておりいったん訪問を断念したが、ここから300mほど下流で合流する谷の脇に炭焼き窯跡と山道があったので、とりあえず道をたどってみることにした。
 この道が不明瞭になる辺りで、集落下端と思われる1箇所の屋敷跡を確認。荒廃がひどく、これ以上の探索はできなかった。
 町史によると、昭和30年11戸57人、35年8戸43人、40年7戸29人、45年6戸26人、49年2戸9人。「支部別世帯主表」には木村家・長田家各1軒の計2世帯が記されている。

 


写真1 屋敷跡?


写真2 屋敷跡?の小屋


写真3 山中の屋敷跡にて


写真4 同。並べられた瓦(中央下)

 

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