◆下森(したもり?)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「劍山」(昭和28.9)を使用したものである
所在:美馬市穴吹町古宮(あなぶきちょうふるみや)
地形図:阿波川井/剣山
形態:川沿いから山中にかけて家屋が散在する
離村の背景:移転事業
標高:約160〜500m 訪問:2011年11月
大字古宮の中部、穴吹川の右岸にある。
町誌によると、昭和50年・51年の集中的な台風被害により、「防災移転促進法」に基づき集団移転したという。昭和35年14戸85人(うち農家12戸)。
穴吹川に架かる広瀬橋(写真1)が一部崩落していたため、国道の第一高橋の袂より右岸伝いに訪問。集落の全貌を把握していなかったため、確認したのは穴吹川に近い低地のみ。支流の谷を挟んで2軒の家屋が見られた。
なお広瀬橋は地図上に記載されている橋よりも少し上流にあり、集落東端付近に至るもの。地図上の橋は確認せず。
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