◆黒岩(くろいわ)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「長門峽」(昭和22)を使用したものである
所在:山口市徳地三谷(とくぢみたに)
地形図:堀/長門峡 大原湖/長門峡
形態:谷沿いの一軒家?
標高:約420m?
訪問:2022年1月
大字三谷の南西部、北谷川(佐波(さば)川二次支流)の支流沿いにある。
北谷川沿いには車道が通じており、登り口までは車輛での到達が可能。集落までの道は概ね明瞭ではあるものの、谷の両側は険しく落石も多いため、道の管理には苦労を要したことが想像される。
段々になった農地跡に差し掛かったところで道は不明瞭になり、この辺りを適当に探索。屋敷跡を1箇所確認した。東側はやや傾斜が緩くなっているが、ここでも谷に沿ってかなり上の方まで農地跡が見られる。
なお地形図上の破線部の道をたどると、峠を越え大月の学校跡付近に至る。
「角川」の小字一覧には、船路所属の小字として「黒岩(クロイワ)」が見られ、見出しの読みはこれに拠った。ほか上黒岩といった地名も見られる。
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