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◆細地（ほそじ）
※ この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「鹿野」（昭和22.2）を使用したものである
所在：岩国市錦町広瀬（にしきまちひろせ）
地形図：周防須万／鹿野
アクセント：ホソジ
形態：緩い谷沿いに家屋が集まる
標高：約370m
訪問：2019年8月
大字広瀬の南部、錦（にしき）川右岸側の山中にある。
訪問は黒ヶ谷付近より。尾根上の農地跡を過ぎると徒歩道となる。道は札ヶ垰−黒ヶ谷間の谷を渡る手前で不明瞭となり、いったん札ヶ垰後方の尾根筋に取り付いて本来の道に合流。しかしどこからか通じている作業道（小型特殊車輛が通れる規格）があるため、ここでも道を見失いやすい。
現地では谷に沿って段々になっている土地と、尾根上の墓地が見られた。屋敷跡の特定には至らなかったが、軒数（後述）から鑑み、上部の平坦地の多くは宅地であったのかもしれない。
向畑の小学校の黒板には校区の簡素な地図が描かれており、これには7戸が記されている（写真1）。
町史が引用する「郡中大略」（安政2〔1855〕年）によると、当時の戸数は8戸。
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