◆三谷（みたに） ※　この地図は、地理調査所発行の1／50,000地形図「西市」（昭和21.10）を使用したものである 所在：長門市俵山（たわらやま）（あるいは深川湯本（ふかわゆもと）？） 地形図：長門湯本／西市 形態：谷沿いに家屋が集まる 標高：約210m 訪問：2022年8月   　大字俵山の東部、大寧寺（たいねいじ）川（深川川（ふかわ-がわ）支流）沿いにある。 　現地では、右岸で2箇所の屋敷跡を確認。左岸でもそれらしい平坦地が1箇所見られ、墓地の跡もある。右岸の宅地のうち上流側のもの（写真7-10）は人家としては敷地が広く、また背後には巨樹や石造物が集まった一角があり（写真11-13）、一般の宅地とは異なった雰囲気がある。 　なお読みは「角川」の小字一覧のルビに拠った。ただし湯本（深川湯本）の小字として記載されており、地形的にも本来はこちらの所属であったと思われる（手持ちの道路地図でも深川湯本に所在）。
写真1　川と農地跡（中流左岸）	写真2　農地跡（同）
写真3　屋敷跡の石垣（右岸）	写真4　写真3の屋敷跡
写真5　広場（地形図上の車道の終点）	写真6　農地跡
写真7　屋敷跡（右岸）	写真8　写真7にて。瓦
写真9　写真7にて	写真10　写真9にて
写真11　何かを祀った跡？右下は石造物	写真12　石造物のひとつ。戒名と「嘉永元申九月五日」などと記されている
写真13　写真11の樹木	写真14　橋
写真15　屋敷跡？（以下左岸）	写真16　農地跡
写真17　谷と農地跡の石垣	写真18　農地跡
写真19　墓地跡