◆床原(とこはら?)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大竹」(昭和21.11)を使用したものである
所在:岩国市美川町南桑(みかわまちなぐわ)
地形図:渋前/大竹
形態:谷沿いに家屋が少数集まる?
標高:約280m
訪問:2017年8月
大字南桑の西部、白岩(しらいわ)集落から谷を挟んだ向かいの山中にある。
付近の赤羽根(あかはね)集落で伺った話では、離村は60年くらい前ではないかとのこと。話の内容から当地を指していることは相違ないのだが、集落の名称は分からず。
高野(たかの)から赤羽根に至る途中に簡素な浄水場と墓地があるが、ここが登り口への目印となる。現地では2箇所?の屋敷跡が見られたが、地形図で分かるように付近一帯は傾斜地で、農地はそれほど広くない。先述の登り口に付近にある墓地(林家)は、当地に縁のあるものだろうか。
なお「角川」の小字一覧には、大字南桑の小字として高佐手・地吉が見られるものの、当地の記載はない。類似の小字名に「床夏」(「トコナツ」のルビ)があるが、関連は不明。
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