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◆深谷(ふかだに)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「大竹」(昭和21.11)を使用したものである

所在:岩国市天尾(てんのお)
地形図:渋前/大竹
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約180m
訪問:2017年8月

 

 大字天尾の北部、錦川の支流沿いにある。
 最近の地図では国道187号線より集落のある谷に沿って破線の道が記されているが、およそ2q程度は四輪車での通行が可能。その先も車道が通じているが、荒廃しており徒歩でもやや苦労を要する。狭い谷間がある程度開けた場所が集落跡だが、農地跡の石積みがいくらか見られたのみ。道沿いに平坦地はあるものの、屋敷跡は特定できず。
 資料『郷土読本 天尾』によると、享保頃(1716-1736)の人口158人。初めのうちは和紙の産地であったが、後には半紙のみを産出したとのこと。刊行時には既に無住となっていることが触れられている。また「森が浴(もりがえき)」という場所に鷺神社があり、疱瘡除けに御利益があったという(稲背脛命を祀ったとされる)。

 


写真1 集落風景

写真2 同

写真3 同


写真4 何かの跡?


写真5 何かの跡?

写真6 農地跡

写真7 農地跡

 

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