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◆大谷(おおたに)



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「徳佐中」(昭和22.3)を使用したものである

所在:山口市阿東生雲東分(あとういくもひがしぶん)
地形図:徳佐中/徳佐中
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約400m?
訪問:2022年1月

 

 生雲東分の北部、三谷川(阿武(あぶ)川支流)の上流部にある
 林道(大谷奥線)により集落の付近まで車輛で通行することが可能。「上屋敷造林地」への作業道分岐付近に対岸へ通じる降り口があり、右岸側の農地跡に到達した。屋敷跡は特定しかねたが、僅かな陶片や遺構らしきものが見られる平坦地がある。林道をこの降り口で引き返してしまったため、地図画像で右上にある建物は未確認。
 資料『阿東町制五十年史』では、当地の名は明治8年の「大区・小区制村名書」において字地持坂(もちざか)の中の小字地として確認できる。
 なお読みは、『阿東町制五十年史』および「角川」の小字一覧のルビに拠った(前者では「おおたに」のルビ。後者では「下大谷」の「大谷」の部分に「オオタニ」のルビ。他にも「上大谷」がある)。

 


(写真1 林道大谷奥線起点)

写真2 炭焼き窯跡?

写真3 屋敷跡?

写真4 屋敷跡?の窪み

写真5 陶片

写真6 農地跡

 

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