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◆青海苔浦(あおのりうら)



※ この地図は、内務省地理調査所発行の1/50,000地形図「嚴島」(昭和22.6)を使用したものである

所在:廿日市市宮島町(みやじまちょう)
地形図:厳島/厳島 阿多田島/厳島
形態:海沿いから谷沿いに家屋が集まる?
標高:?
訪問:2022年11月

 

 厳島(いつくしま)(宮島)の南部にある浦。
 島内の多々良潟(たたらがた)や大砂利(おおじゃり)と同様、戦後の食糧増産のために集落が開拓された時期がある。
 論文「宗教観光都市の共同規制:宮島の人と社会谷」によると、3、4家族が入植したが、それも1年ほどであったという
(大砂利住民への聞き取り)。
 当初は戦後の開拓地が存在していたことは知らず観光の延長で訪れた。山林内や浜では人工的な石積みが見られたものの、開拓当時の痕跡であるかは不明。なお浜には青海苔浦浦神社が鎮座する(写真3)。嚴島神社のウェブサイトによると、青海苔浦神社は島の浦々に鎮座する末社である「七浦神社」のひとつで、第4拝所とのこと。

 


写真1 石積み

写真2 浜の平坦地

写真3 青海苔浦神社(拝殿? 奥に祠)

写真4 浜

 

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