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◆押手(おしで



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「川本」(昭和30.2)及び同地形図「大森」(昭和32.4)を使用したものである

所在:江津市桜江町谷住郷(さくらえちょうたにじゅうごう)
地形図:川戸/川本
形態:谷沿いに家屋が集まる
標高:約280m
訪問:2022年8

 

 大字谷住郷の北東部、押手川(長戸路(ながとろ)川支流)(※)の最上流部にある。
 最近の地形図では複数の建物が記されているものの、現存するものは1軒のみ。さらに造林のためか作業道が開鑿され、また屋敷跡も整地されているため集落の雰囲気はかなり失われている。平成22年の航空写真ではまだ作業道は見られず、また耕作が行われていることも窺え、整備はごく最近になり行われたよう。
 集落中央の開けた場所には祠と「桜の里」と題した碑(平成15年3月設置。写真11)があり、「押手里山の会有志」として9組の名が記されている。このうち「押手」とあるものは、窪田(鍛冶屋)・早弓(古屋敷)・船津(大黒)・早弓(古屋敷)の4組(括弧内は屋号と思われるもの)。
 読みは、橋梁(押手大橋。写真14)の銘板の読みに拠った。

※ 橋梁(長戸路大橋)の銘板より、押手川の名称が判明

 


(写真1 林道押手線起点)


写真2 集落入口の祠


写真3 家屋

写真4 屋敷跡

写真5 写真3・4付近の墓地跡。左の祠には石仏が納められている(祠側が入口)

写真6 農地跡

写真7 屋敷跡

写真8 墓地(船津氏)

写真9 広場

写真10 集落内の祠(背後に写真11)

写真11 碑(背後に写真10)

写真12 農地跡(手前)と屋敷跡(中央やや上)

写真13 屋敷跡

(写真14 広域農道に架かる押手大橋)

 

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