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◆峯地(むねじ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「新宮」(昭和28.4)を使用したものである

所在:新宮市相賀(おうが)
地形図:新宮/新宮 
アクセント:ムネジ
形態:山中に家屋が散らばる
標高:約200m(相賀バス停は約20m)
訪問:2008年7月

 

 熊野(くまの)川右岸の山中で、堀切の北にある。
 地元の方の話では、姓は平見(ひらみ)・小坂(こさか)・上田(うえだ)・高石(たかいし)・西畑(にしはた)。昭和の終わりくらいに無人になった。
 堀切を過ぎると山道が延々と続くが、石を使った簡素な階段になっている(写真1)。これほど長いものは他にはあまり見られず、かつての住民の労苦が窺える。やがて墓地のある三叉路(写真2)に着き、ここが集落の入口となる。なお集落内は多くの小径が連絡しており、隈ない探索には十分な時間を要する。また、集落内で迷う可能性もある。
 集落内では屋敷跡3箇所、倒潰家屋2軒、廃屋2軒。ほとんどが離れて散らばっている。棚田跡が広がり、炭焼き窯もいくつか見られた。屋敷跡のうち1箇所は、尾根上の平坦地に広い敷地を持っている。一角のみが残る石積みの障壁も、とても立派である(写真6)。また屋敷跡までの道には至る所に石段も見られ、有力者の家だったとも考えられる。
 集落内で、土管を3つ連ねて地面に突き刺したようなものをいくつか見かけた。貯水関係の設備だろうか。

 


写真1 階段


写真2 三叉路の墓地


写真3 廃屋


写真4 祠と廃屋

写真5 倒潰家屋

写真6 集水枡(木の根元)と壁(右上)

 

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