◆岳(だけ)
※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「龍神」(昭和28.7)を使用したものである
所在:田辺市中辺路町小松原(なかへちちょうこまつばら)
地形図:恩行司/龍神
アクセント:ダケ
形態:谷沿いに家屋が少数集まる
標高:約350m(国道371号は約300m)
訪問:2008年12月
町の中北部、小松原集落の北にある。古い地図では3軒の建物が見られる。
最近の地図では道が描かれていないが、実際は四輪車が入れるくらいの作業道が延び集落内を通っている。1箇所の屋敷跡のほか、この周辺にいくらかの農地跡、少し離れた場所にも広い農地の跡が見られた。
地元の方(小松原集落在住・大正生まれ)の話では、覚えている範囲で1軒(滝尾(たきお)姓)の老夫婦が暮らしていた。終戦後に転出。竹樋で谷水を引いて生活用水に使っていた。電気はなかった。かつては4軒くらいあったのではないかとのこと。
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