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◆上村(かみむら)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「川原河」(昭和28.5)を使用したものである

在:日高川町串本(くしもと)字糠越(ぬかぐえ・ぬかごえ)・字桑ノ木(くわのき)ほか
地形図:寒川/川原河
形態:川沿いの斜面に家屋が集まる
離村の背景:ダム建設
標高:200m強(水面は約200m)
訪問:2011年2月(渇水時)

 

 大字串本の中部、日高(ひだか)川左岸にある。椿山ダムの建設により移転しているが、水没は免れ水面近くに集落の跡が僅かに残る。村史では地図のスキャン画像にある「桑ノ木」も上村に含まれる。
 糠越(ぬかごえ)橋南詰付近の川岸では2軒の屋敷跡や農地跡を確認。付替道路沿いには作業小屋のような建物が建つ。
 桑ノ木では、川岸で瓦などが集中的に散乱している場所を確認。旧道もはっきりと分かる。川近くの平坦地は農地跡だろうか。付替道路より山側に少し登ったところには手入れがされた家屋があるが、雰囲気からすると旧来より家屋があった土地と思われる。
 役場の方の話では、移転前は18戸。

 


写真1 糠越橋と集落跡(写真右側)


写真2 現国道の橋(上)と旧道の橋跡(下)


写真3 碑


写真4 屋敷跡


写真5 屋敷跡(左に瓦)

≪移転前≫
※ 日高川町役場美山支所より提供していただきました

写真6 集落風景

 

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