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◆田ノ平(たのひら/タンタラ)



※ この地図は、地理調査所発行の1/50,000地形図「川原河」(昭和28.5)を使用したものである

所在:印南町川又(かわまた)字田ノ平
地形図:西/川原河
形態:谷沿い
標高:約400m
訪問:2023年5月

 

 大字川又の中部東寄り、大又川(切目(きりめ)川)の支流沿いにある。
 旧版地形図では地名のみで、建物は記されていないように見える。しかし現地では農地跡や建物跡のような平坦地が見られ、人の営みの痕跡が窺える。ただし継続的な居住が行われていた場所であるかは不明。川のカーブの内側にあるピークにも登ってみたが、何かを祀った跡である可能性がある(写真5)。
 なお旧版地形図では当地を通る道は村道として記されており、川又から龍神の甲斐ノ川(かいのがわ)へ通じている。ただしそのすぐ北に川又から龍神小家(おいえ)に通じる国道があるため、特に主要な街道ではなかったよう。
 なお所属の字と読みは町史に拠った。公的な読みは「たのひら」だが、通称は「たんたら」。

 


写真1 道と農地跡?

写真2 付近の道

写真3 建物跡?(手前に穴、左奥に石垣が見える)

写真4 皿

写真5 何かを祀った跡?

 

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