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◆沖ノ口(おきのくち)



※ この地図は、大日本帝国陸地測量部発行の1/50,000地形図「十津川」(大正3.5)を使用したものである

所在:十津川村那知合(なちあい)
地形図:十津川温泉/十津川 

異表記:沖之口
アクセント:オキノクチ
形態:山中に家屋が少数集まる
標高:約680m
訪問:2010年9月

 

 大字小森の南部にある。小原(おはら)と那知合を結ぶ車道にある「沖ノ口トンネル」にその地名が残る。
 小森(こもり)の集落より西熊野街道(※)を歩き訪問。集落は街道から分岐し別の道筋
にあるが、山道は街道と同じくらい歩きやすく作られている。この道は樫原(かしわら)を経由し平谷(ひらたに)へ通じるが、かつては生活道として頻繁に利用されていたのだろう。
 集落では道沿いに屋敷跡を1箇所確認。道を挟んで谷に向かう斜面は、傾斜地を耕した畑の跡と思われる。道脇の斜面には小さな石積みが見られたが、墓地の跡だろうか。
 なお『十津川採訪録』には「沖之口ももと2軒あり、30年ほど前までは1軒あったが今はなし。」という記述がある。
 また『十津川』によると、なくなった年および当時の戸数は、昭和10年1戸とある。

※ 五條市と十津川村を結ぶ街道。この付近では池穴(いけあな)より山中に入り小森を経由し那知合(なちあい)・平谷に至る。小森には昭和24年まで十津川村役場・十津川警察署、昭和26年まで郵便局があったことからも、街道の重要性が窺える(現在はすべて国道沿いの小原(おはら)に移転)。

 


写真1 道(手前中央から左上)と屋敷跡(右)

写真2 電柱

 

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