◆洞(ほら?) 所在:橿原市大久保町(おおくぼちょう)
大久保町の南西部、畝傍山(うねびやま)の北東およそ300mの山裾にある。神武天皇陵から桜(さくら)川(高取(たかとり)川支流)を挟んだ対岸で、南参道のすぐ西側に当たる。 江戸時代後期より、幕府により歴代天皇の陵墓の選定・修築の事業が各地で開始する。このうち神武天皇の陵墓の位置としてミサンザイ・ジブデン付近(現在地。前者は「陵」、後者は「神武田」が訛った地名という)と丸山(洞地区の上方)が有力視されていた。前者は9世紀に存在していたとされる国源寺の塔の土壇という説が有力で、とりわけ後者が支持されていたが、文久3(1863)年2月17日に現在地に決定。
|
|
|
|
|
|
|
|
写真7 集落南部の風景 |
(写真8 神武天皇陵) |